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ナスダックの誕生

現在は中小企業を専門とした株式市場として有名なナスダックですが、1971年に設立したナスダックは、世界で始めてコンピュータを用いて行われた電子株式の株式市場としての側面もあります。

それ以前の株式の取り扱いでは従来の証券取引所のような、ディーラー同士の売値と買値が一致して初めて取引がなされる市場と違い、多くのディーラーがそれぞれネットワークによって、証券会社が売値や買値を提示し他の証券会社から提示した価格での売買の以来があればそれに応じると言う形式をとるようになりました。

ナスダックの運営されてきた中で最も大きな問題の一つとしてあげられるのは1987年に起こったブラックマンデーであるとされています。当時のあまりに多くの売り注文に対して、回線をつながないなどして、売り手側の取引に応じようとしなかったことであると言われています。

それにより下落率自体はニューヨーク証券取引所などと比較すると小規模にはとどまったものの、今後はこのようなことが無いようにと対策がなされるようになりました。

ナスダックは主に中小企業を取り扱う株式市場であるために、他の大企業を相手に行っている株式市場と比較しても資金などの面から影響力が低下していってしまうように感じられます。しかし近年でもナスダックの影響力には一定の評価がなされています。その直接的な要因となっているのが、インテルやマイクロソフトと言ったアメリカ大手のIT企業などは、大規模な経営を行っているにも関わらず、未だにナスダック市場に名をおいているからです。アメリカでは日本のように後から大きな株式市場へ名を移すと言うことはそれほど一般的ではないということもそういった要因の一つであると考えられます。

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