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第一国立銀行

日本で始めて株式会社が設立されることとなったのは、1873年に第一国立銀行という金融業を行う機関である銀行として設立されました。

この第一国立銀行の創始者として知られているのは渋沢栄一と言う人物で、第一国立銀行を筆頭に王子製紙や東京ガス、商工会議所などというような、現在でもその名を残している日本国内の数々の大企業を設立した日本を代表する実業家として知られ、彼の生涯で設立した企業は500にも上るとさえ言われています。

渋沢栄一は幕臣の一人として、パリの万国博覧会の際に代表団と共にフランスへ渡り、そこでヨーロッパで行われている経済の仕組みや、近代産業の制度などを学び、それらを持ち帰ることによって日本の経済発展のために尽力を尽くした人物であるとされています。 第一国立銀行もまた、当時のアメリカをまねて作られたものであり、多いとき全国に153行という非常に多くの国立銀行が作られることとなりました。

しかしこうした乱立の結果、各地で大量の発券が行われた結果インフレとなり。それを収束させるために発足された日本銀行によって、発券の中心となる機関が国立銀行から普通銀行へと移行していく運びとなっています。

ちなみに日本国内で初めて発券された証券は、明治政府がロンドン市場において国際を発行したことであるとされ、その債権による資金は日本国内の鉄道建設に使用されたと言うことです。アメリカの証券取引所もそうでしたが、鉄道建設によって、国の経済状況が大きく左右されるのはどの国でも同じことのようです。

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