株と証券の豆知識
株と証券の歴史
ロシア会社と東インド会社
現在の会社運営の方式として、株式会社は一般的なものであり、株取引によって行われる投資金額によって多くの企業が支えられていると言っても過言ではありません。ではその株式会社と言われる形式の会社運営の方法はいつごろ考え出されたものなのでしょうか。
世界で最初に株式会社のような運営形式をとった企業が誕生したのは、1553年ごろのことであるとされています。当時ロシアとの交易を将来的に発展していく事業であると、多くのイギリス人の商人たちが予想していました。
中でもロンドンの毛織物を扱う商人はロシアとの交易に積極的であり、自分たちで資本を集めて、ロシア会社と言う合資本会社を設立するまでに至りました。このロシア会社が現在の株式会社の始まりであるとされています。
株式会社の形式が多く用いられるようになったのは、ロシア会社の設立からしばらく後に始まる大航海時代のこととなります。大航海時代にヨーロッパの国々は、アジアとの交易のために多くの資本を必要としていました。その資本を調達するための方法として、多くの商人から資本を募り、その資本を共有することで交易事業を成功させると言う株式会社の形式がとられることが一般的となりました。
その代表とされるものがオランダに作られた東インド会社で、喜望峰の東からマゼラン海峡の西の地域においての商業独占権が認められるなどの大規模な運営をし、株主に対しては平均して年間25%、最も多かったとしには75%もの利益を与え、その後およそ200年もの長きに渡り、ヨーロッパの交易を支えることとなりました。
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